
ゆかいな塾の仲間達のご紹介です。
宇田川大和(ヤマト)、平成16年8月15日生まれ、満8歳、ラブラドールレトリバー、意志堅固な和風美人。

美形である。その博多人形を髣髴させる黄金比で統一された顔の輪郭は、信州小町の名にふさわしい。またそのキュートなお尻は何とも官能的でキュウティーハニーも真っ青。後ろから見てると齧り付きたくなるほどである。しかしながら本人はそのような評判をよそに、色気より食い気をいやんなるくらい忠実に実践する。その胃袋は異次元空間に繋がっているのではと思えるくらい底なしであり、ビヤ樽を連想させる体形になってもまだ食べようとする。またその丈夫さもピカイチで、腹を下すことなど皆無である。一度、近所の方から「宇田川さん、豚飼い始めたの?」と、聴かれたこともあるほどで、脱走して生ゴミをしこたま腹に詰め込んで戻ってきた時は、遠目にはヨークシャーかランドレースに見られても致し方ない。故に、歩く造糞器なる悪口も聞こえるが、千曲川の水際では、誰よりも粘り強くターゲットを探し続ける。また確固たる意志を持ち、散歩のコースなど、季節に応じて自らおいしそうなものにありつけそうなルートを選ぶというしたたかさである。しかしながら、この子は私達に、あらためて“食べることが生きていくうえで基本だ”ということを、思い起こさせてくれる稀有な存在である。
宇田川武尊(タケル)、平成18年1月13日生まれ、満7歳、ラブラドールレトリバー、文武両道の貴公子。

イケ面である。そのストレートに通った鼻筋は、ベルバラのオスカルもたじろぐであろうほどの気品を醸しだし、ご当地界隈の婦女子からはタケ麻呂様と密かに囁かれているほどである。運動神経抜群で、わが家系のお家芸である水泳、潜水は勿論のこと、ボールキャッチもお手の物、ディスクなどは競技会常連の猛者もうならせるほどの妙技を披露する。また頭脳明晰で、命じられたことをこなすだけでなく、状況に応じて、今、何をすべきかを的確に判断し、行動する。然るに一方、無類の甘えん坊でもある。特に世帯主にはぞっこんで何処にでも付いて行きたがるばかりか、よその子を撫でて可愛がろうものなら、間髪いれずに割って入り邪魔をする。また彼が昼寝でもしようと横たわるや否や、その37kgの巨体をもって、躊躇せずに五体投地を敢行するので呼吸困難に陥ることもしばしばである。食い意地の張り方もお姉さん譲りであるが、彼女と同じように放恣にかまけて食すると、後々胃腸薬のお世話になること必定、賢いくせにそのことから学習する気配が微塵もないのが不思議である。
レッドアロワナのケンJr.満7歳、マレーシア、シャンロンアクアティック産、我が家の守護神、運気増進請負人。

マッチョである。そのスプーンヘッドの70センチ近いボディは我が家の居間の165×90×60センチ水槽において、圧倒的な存在感を漂わせ、目も眩むほどのオーラを放っている。先代のケンが10歳で濾過槽掃除に伴う水質悪化でカビが全身に寄生する病にかかりあっけなく死神に引導を渡された後、二年ほど守護神不在の状態が続いていたが、彼の幼少時に面影が似ている子を探し続けて三千里、ついに巡り逢ったのが彼である。好奇心旺盛で、少年期は水換えのホースを咥えて戯れていた。また知性も高く、我が家の家族の顔をきちんと識別するばかりでなく、自分の好餌の入った容器を覚えてもいる。肝が据わっていて、これまで何があろうと周章狼狽する体をみせたことはない。まさに、邪鬼を振り払う毘沙門天の如し、彼がいる限り、我が家に神棚は不要である。
本ダトニオの辰、満7歳、カンボジヤ産、ベトナム育ち、ケンの相棒。

500円玉サイズで我が家に迎えたが、その偏食皆無の旺盛な食欲でもって現在50センチ近くにまで成長した健康優良児である。ケンとのコンビで、あの風水師Dr.コパも真っ青の天龍地虎を成し、我が家の家運隆昌を担っている。その体高の堂々たる様は瓚がんとした北アルプスの山並みを髣髴させ、ケンが毘沙門天なら辰は持国天といったところか。彼等の一睨みで、我が家の界隈に跳梁跋扈する魑魅魍魎も震え上がろうというものだ。
ブラックアロワナの銀次、性別不明、満6歳、体長60センチ、我が家のプリンス。

先代には立派な2匹のブラックアロワナがいたが、150センチ水槽が狭くなったので、先代のケンのいる水槽に移したとたん、三日程で2匹とも初代ケンにボロボロにされ、あっけなく衰弱死した。その後、後釜に据えようと、ヨークサックが残っているほどのベビーを探していたが輸入が止まったようで見つからず、漸く地元のショップで20センチほどまで成長した銀次と邂逅、我が家の一員となったが、大きくなった今でも、過ちを繰り返さないよう、ケンJr.と混泳させず、150センチ水槽にモッちゃんやプラスワンダトニオのコジロウ(後述)と同居している。草刈民代張りの完全無欠の容姿を保ってきたが、最近コジロウがちょっかいを出すようになり、鰭が欠損してしまったのが残念無念。
ダトニオプラスワンのコジロウ、性別不明、推定2歳、体長25センチ、我が家のB級グルメ。

辰の兄弟分を迎えたいと、本ダトニオを探していたが、長野という地のローカル性と、極めて脆弱な我が経済力の為に断念、妥協して彼にその代役を委ねる事となった(コジロウ堪忍え)。導入当初12センチぐらいだったが、その時から人口飼料を食べ、すくすく育った世話要らずのいい子。だが最近は体力に自信が出てきた為か、時として、銀次をいたぶっている光景を目にするようになった。度が過ぎるようならお仕置きせねばなるまい。
ダルタニアンとエンドリ三銃士、推定年齢7~8歳、体長40~50センチ、我が家のジュラシックパーク。

多国籍軍水槽とも呼ばれる120センチ水槽の主力部隊である。中には三銃士というより、リボンの騎士といったほうがふさわしい令嬢と思われる子もいるが、尻鰭の形がいま一つはっきりせず判別しかねている。銃士隊のポルトスに当たる子は、短躯ながら俗に言うところの腹巻で、世帯主のお気に入り。ダルタニアンは3年ほど前、知り合いから頼まれて引き取った子で、当初、金魚しか食べない青二才であったが、今では人口飼料をバクバク食べ、世帯主の二の腕ほどもある一番の巨体に成長した。恐竜好きの世帯主はいつかモニターを飼ってみたいと思っているのであるが、懐事情と居住スペースの関係上、無理なことは分かっているので、彼らがその地位を明け渡すことは当分あるまい。
スポテッドガーのガックン、年齢性別不詳ながら家に来て8年、体長30センチ、我が家のサブリミナル。

地味ぃーである。時として、嗚呼、あなた居たのって感じを抱かせるほどの存在感の無さは誰にでもできるもんじゃない。一年以上、専門の店員が居ないホームセンターのペットコーナーで、冷凍あか虫のみを時折与えられて生きてきた。その冷遇振りを見るに見かねて世帯主が購入したが、既に成長期のピークは過ぎてしまったようで、生餌を充分与えてもあまり大きくならなかった。その時一緒に来た同僚は2年前に他界、今は多国籍軍水槽でエンドリ三銃士らとキョーリンのキャットを食べながらひっそりと暮らしている。でも、目立ちたがりで愛嬌バンバン放出系の多い我が家にとってそのキャラは貴重。
タイガーオスカーの太郎丸、満8歳、性別不詳、体長25センチ、我が家のQタロー

でかい面である。オバケのQタローをイメージさせるその風貌は万人受けすること間違いなし、愛嬌者である。4センチぐらいの幼魚でやって来て、アッサリと半年ぐらいで今の大きさに育った健康優良児。多国籍軍水槽で低層部をエンドリたちが独占するのとは対照的に、淋しくなりがちな中、上層部を飾って余りある存在。
えさ金の金ちゃん。6歳ぐらい、性別不詳、体長20センチ、究極のサバイバー。

感服脱帽である。かつて、家に来たばかりのダルタニアンが生餌しか食べざりし頃、その他大勢の無名のえさ金たちに混じってやって来た。仲間が次々と食物連鎖の冷酷なくびきに絡めとられていく中、自ら運命を切り開いて下積み人生に終止符を打ち、今日の地位を築き上げた様は小林幸子張り。今では強者ばかりのプレデターの世界で、金一点?、電飾の衣装など無用とばかりに、自ら金色のオーラを放つ。もう、誰もその存在を脅かすものなど存在しない。
ボールパイソンのスネオ、性別不詳、年齢8ヶ月、国内CB、体長60センチ、我が家の銭洗弁天。
ユルキャラである。何のことは無い、ノーマルの固体であるが、先代スネオが五月に失踪し、世帯主の4ヶ月にわたる寂寥の日々を埋めるべく、颯爽と登場した。「こいつー、ミズヘビなん?」と思うほど、水容器の中に居ることが多い。デビュー当初、マウスを良く食べていたが、3週間前の脱皮以降、拒食している。それにしても、季節拒食に入るにはまだ早いんとちゃう?先代もそうだったが、食が細いキャラは家の家風になじまない。ゆえに性格変えんと遺憾と思っとります。しかしながら蛇は金運招福の神とされるので、我が家に半世紀にわたって居座り続ける貧乏神を退散させるためにも、くれぐれも丁重な扱いを心がけなければなるまい。
ニホンリクガメの石松、性別不詳、年齢おそらく2歳ぐらい、甲長10センチ、我が家の大王四神記。

天然ボケである。もし石松が女だったら、我が家の綾瀬はるかといった方がよりふさわしいと言える。この4月に家に来て、健啖振りを発揮、今では二回り程大きくなった。自然界ならもう冬眠に入る時期であるが、未成年であることを考慮して、ヒーター付の屋内飼育でこの季節を乗り越えさせる予定。最近甲羅に緑藻が着きだして貫禄が出てきた。「玄武に近づきつつあるのでは」といったら言い過ぎであろうか。
フトアゴヒゲトカゲのフトシ

新メンバー!食欲旺盛な癒し系キャラ。大根の葉っぱやコオロギをバクバク食べる。 主の姿をみると、何か食べ物をクレクレと興奮してガラスの中でワサワサ騒ぐ。おかげでどんどん大きくなり30cmだったのが数カ月で50cmくらいになった。 赤外線を照らすと、目をつぶり口を半開きで気持ちよさそうにしている。また、寝てる姿がなんともかわいいのが驚きである。
ひよ子ちゃんたち

「おいしい卵を食べたい!」と小さなひよこを購入。だいぶ大きく育ったので畑の鶏小屋に移すのも間近。
植物たち

怖そうな魚がいっぱいだけれど、お花や野菜の畑もあるんです。
宇田川寅次郎、 平成27年4月26日 永眠 原因 メラノーマ 11歳了か月
ゴールデンレトリバー 平成15年10月10日生まれ

高齢になって、歩く時、関節が痛そうだった。
ある日、庭で後ろ足が利かなくなり動けなくなった。約1ヶ月寝たきりで過ごした。
外が好きな子だったので、特注の車いすで散歩させた。
しかし、ハ重桜の咲く頃・・・。